医療・歯科向け補助金
医療・歯科クリニックが使える補助金まとめ【2026年最新版】
設備導入・DX・人材確保
補助金ナビ編集部
最終更新:2026年7月18日
この記事のポイント
医療機関・歯科クリニックは「医療情報化支援基金」「デジタル化・AI導入補助金(旧:IT導入補助金)」「中小企業省力化投資補助金」「働き方改革推進支援助成金」など、医療DX・受付システム・設備導入からスタッフの労働環境改善まで幅広い補助金・助成金を活用できます。特に働き方改革推進支援助成金には病院・診療所等を対象とする「業種別課題対応コース」があり、成果目標に応じて最大250万円の助成上限が設定されています。本記事では公式情報に基づき、医療・歯科特有の制度も含めて金額・補助率付きで解説します。
医療・歯科向け補助金の全体像
医療機関・歯科クリニックは、診療報酬という収益構造の特性上、自由診療のみの一部を除いて収益の伸びに限界があります。一方で、オンライン資格確認の普及・電子カルテ情報の標準化・電子処方箋への対応、働き方改革による時間外労働規制強化など、システム投資や労働環境整備への対応が次々と求められています。こうした経営課題に対応するため、国はクリニック・病院向けの各種補助金・助成金を整備しています。
特に重要性が高まっているのが、①医療DX関連の支援(医療情報化支援基金等)、②スタッフの労働時間管理・処遇改善に関する助成金、③受付・会計の省力化に使える補助金の3分野です。
| 制度名 | 補助上限額 | 補助率 | 主な用途 | 公式サイト |
| 医療情報化支援基金 | 支援内容による | 支援内容による | オンライン資格確認・電子カルテ情報の標準化(病院)・電子処方箋 | 支払基金 |
デジタル化・AI導入補助金 (旧:IT導入補助金) | 最大450万円 (通常枠) | 1/2〜4/5 (枠・類型による) | 予約・受付・会計・勤怠管理ツール | 公式サイト |
中小企業省力化投資補助金 (カタログ注文型) | 従業員数別 200万〜1,000万円 (賃上げ達成で最大1,500万円) | 1/2以下 | 自動精算機・セルフレジ等 | 公式サイト |
働き方改革推進支援助成金 (業種別課題対応コース・病院等) | 成果目標に応じ25万〜250万円 (+賃上げ等の加算) | 3/4 (条件により4/5) | 勤怠管理・残業削減・医師の働き方改革 | 厚生労働省 |
人材確保等支援助成金 (雇用管理制度・雇用環境整備助成コース) | 雇用管理制度 最大80万円(100万円) 業務負担軽減機器等 最大150万円(225万円) | 制度は定額 機器等は経費の1/2〜3/4 | 雇用管理改善・定着率向上 | 厚生労働省 |
| キャリアアップ助成金 | 最大80万円/人 (正社員化コース・中小企業) | 定額 | 非正規→正規転換・処遇改善 | 厚生労働省 |
| 業務改善助成金 | 最大600万円 | 4/5または3/4 | 設備導入による賃金引き上げ | 厚生労働省 |
※補助額・補助率は公募回・申請枠によって異なります。()内は賃金要件を満たした場合の上限です。必ず最新の公募要領をご確認ください。
医療情報化支援基金(医療DXの導入支援)
「医療情報化支援基金」(ICT基金)は、社会保険診療報酬支払基金が「地域における医療及び介護の総合的な確保の促進に関する法律」に基づき令和元年度に設置した、医療分野のICT化を支援するしくみです。オンライン資格確認や電子処方箋など、医療DXに取り組む医療機関・薬局のシステム整備費用が補助対象になります。
主な支援内容(現行)
| 支援項目 | 対象 |
| オンライン資格確認の導入に向けたシステム整備(用途拡大・医療扶助対応を含む) | 保険医療機関・薬局、訪問看護ステーション、健診実施機関等 |
| 電子カルテ情報の標準化に向けたシステム整備(標準規格準拠対応機能の導入経費) | 病院 |
| 電子処方箋管理サービスの導入・機能拡充(リフィル処方箋等の新機能追加を含む) | 保険医療機関・薬局 |
| 医療費助成の受給者証・診察券のマイナンバーカード一体化に向けたシステム整備 | 保険医療機関・薬局 |
※支援メニューごとに対象・補助内容・受付期間が異なります。具体的な補助金額・申請方法は医療機関等向け総合ポータルサイトおよび支払基金の公式ページでご確認ください。診療所の電子カルテについては、標準化支援の対象が病院とされている点に注意が必要です(クリニックの予約・受付・会計等の周辺システムは後述のデジタル化・AI導入補助金の検討対象になります)。
デジタル化・AI導入補助金(旧:IT導入補助金)— クリニックでの活用
IT導入補助金は2026年度から「デジタル化・AI導入補助金」に名称が変わりました。中小企業・小規模事業者向けの制度ですが、医療法人・個人開業医も対象となり得ます(法人形態・従業員数による)。クリニックにおいては、予約管理システム・患者向け問診票デジタル化・会計・受付の効率化ツールなど、診療業務の周辺システム導入に活用されています。通常枠は5万円〜450万円(プロセス数による)・補助率1/2以内(賃上げ等の要件充足で2/3以内)、インボイス対応ソフトはインボイス枠(補助額50万円以下の部分は3/4以内・小規模事業者4/5以内)が利用できます。申請はIT導入支援事業者(登録事業者)を通じて行います。
クリニックで活用されるITツール例
- Web予約・オンライン問診システム(患者待ち時間の削減)
- 自動受付システム・順番呼び出しシステム
- クラウド型経費精算・給与計算・会計ソフト(インボイス対応)
- 採用管理・勤怠管理・シフト自動作成システム
- 電子契約・電子承認サービス(取引先との書類管理)
- セキュリティ対策ツール(個人情報保護・サイバー攻撃対策)
中小企業省力化投資補助金
中小企業省力化投資補助金は、深刻な人手不足の解消のため、自動化・省人化に資する製品の導入を支援する国の制度です(事務局:中小企業基盤整備機構)。カタログ注文型は、カタログに登録された省力化製品から選んで申請するしくみで、補助率1/2以下・従業員数に応じて補助上限200万〜1,000万円(賃上げ要件の達成で最大1,500万円)・随時公募です。受付・会計など診療外の業務を自動化することで、医療スタッフがより専門的な業務に集中できる環境を整えることができます。
クリニックで活用しやすいカタログ製品カテゴリの例
- 自動精算機・セルフレジ(診察後の会計待ち時間の解消・釣り銭ミス防止)
- 清掃ロボット(待合室・共用スペースの清掃負担軽減)
※カタログ登録製品・カテゴリは追加・更新されるため、医療機関で使える製品の最新情報は公式サイトの製品カタログでご確認ください。カタログに掲載されていない製品は対象外です。
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働き方改革推進支援助成金
厚生労働省が所管する「働き方改革推進支援助成金」は、時間外労働の削減、年次有給休暇の取得促進、勤務間インターバル制度の導入などに取り組む中小企業事業主を支援する助成金です。令和8年度は労働時間短縮・年休促進支援コース、業種別課題対応コース、勤務間インターバル導入コース、団体推進コースなどが実施されています。医師・看護師・歯科医師・歯科衛生士など医療従事者の長時間労働が問題視される中、医療機関にとって優先度の高い助成金のひとつです。
特に医療機関に重要なのが業種別課題対応コースです。時間外労働の上限規制の適用が猶予されていた業種等(建設業・運送業等・病院等・砂糖製造業。令和8年度は情報通信業・宿泊業も対象)向けのコースで、「病院等」には医業に従事する医師が勤務する病院・診療所・介護老人保健施設・介護医療院(常時使用する労働者数300人以下の中小事業主)が該当します。
業種別課題対応コース(病院等)の成果目標と助成上限額(令和8年度)
| 成果目標 | 助成上限額 |
| 36協定の時間外・休日労働時間数の削減(月60時間以下等への上限設定) | 削減幅に応じて150万〜250万円 |
| 所定外労働時間数の削減(1人あたり月5時間以上) | 50万〜100万円 |
| 年次有給休暇の計画的付与制度の新規導入 | 25万円 |
| 時間単位の年次有給休暇+特別休暇の新規導入 | 25万円 |
| 勤務間インターバルの導入(指定病院等は10時間以上) | 150万〜170万円 |
| 医師の働き方改革の推進(労務管理責任者の設置・副業兼業医師の労働時間通算体制の整備等) | 50万円 |
助成額は、達成した成果目標ごとの助成上限額(賃上げ加算・割増賃金率引上げ加算あり)と、対象経費の合計額×補助率3/4のいずれか低い額です(常時使用する労働者30人以下で労務管理用機器等を導入し所要額が30万円を超える場合は補助率4/5)。一般業種向けの労働時間短縮・年休促進支援コースでは、36協定の上限設定の成果目標で最大150万円が設定されています。令和8年度の交付申請期限は令和8年11月30日(予算の状況により早期に締め切られる場合あり)、窓口は都道府県労働局 雇用環境・均等部(室)です。
対象となる主な取組(改善事業)
- 労務管理用ソフトウェア・労務管理用機器(勤怠管理システム等)の導入・更新
- 労働能率の増進に資する設備・機器等の導入・更新
- 社会保険労務士など外部専門家によるコンサルティング
- 労務管理担当者・労働者に対する研修、周知・啓発
- 就業規則・労使協定等の整備、人材確保に向けた取組
※原則として乗用自動車・パソコン・タブレット・スマートフォンの導入・更新は対象になりません。
公式リーフレット掲載の活用例(病院等)
厚生労働省の公式リーフレットでは、①内視鏡自動洗浄機を導入し、新人でも1人で洗浄作業ができるようになり労働時間が削減された例、②デジタル画像診断システムを導入し、検査準備やフィルムの運搬・保管に要する時間が削減された例が、病院等での課題別の活用例として紹介されています。
出典:厚生労働省「令和8年度 働き方改革推進支援助成金(業種別課題対応コース・病院等)のご案内」(URLは記事末尾に記載)
公式の助成率・上限に基づく試算(モデルケース)
業種別課題対応コース(病院等)で、勤怠管理システム(労務管理用ソフトウェア)を対象経費40万円で導入し、成果目標「時間単位の年次有給休暇+特別休暇の新規導入」(上限25万円)を達成した場合:対象経費40万円×補助率3/4=30万円と上限25万円の低い方で、25万円が助成されます。
※公式公表の助成上限額・補助率から機械的に算出した試算であり、特定の事業者の受給実績ではありません。
人材確保等支援助成金
「人材確保等支援助成金」は、雇用管理の改善によって離職率の低下を図り、人材の確保・定着を促進する事業主を助成する制度です。医療・介護業界は特に離職率が高い傾向があるため、スタッフの定着に取り組むクリニックにとって活用価値の高い助成金です。現行の中心は「雇用管理制度・雇用環境整備助成コース」で、雇用管理制度の導入と業務負担軽減機器等の導入の両方が対象になっています。
雇用管理制度・雇用環境整備助成コースの助成内容(令和8年度)
| 区分 | 助成額・助成率 | 上限額 |
雇用管理制度の導入 (賃金規定制度・諸手当等制度・人事評価制度) | 各40万円(賃金要件を満たす場合50万円) | 複数導入時 80万円 (賃金要件充足で100万円) |
雇用管理制度の導入 (職場活性化制度〔メンター制度・従業員調査・1on1ミーティング〕・健康づくり制度) | 各20万円(同25万円) |
雇用環境整備 (業務負担軽減機器等の導入) | 対象経費の1/2(賃金要件を満たす場合62.5%または75%) | 150万円 (同187.5万円または225万円) |
受給には、①雇用管理制度等整備計画を作成して労働局の認定を受ける、②計画期間内に制度・機器等を導入する、③離職率の低下目標(計画終了から1年経過までの離職率を計画提出前1年間より1%ポイント以上低下。雇用保険一般被保険者9人以下の事業所は上回らないこと)を達成する、という流れが必要です。窓口は都道府県労働局・ハローワークです。
キャリアアップ助成金
医療機関・歯科クリニックでも、パートタイムの医療事務・歯科助手・看護助手などを正社員化したり、処遇改善を行った場合にキャリアアップ助成金を活用することができます。スタッフの定着率向上と採用コスト削減の両面から効果的な制度です。令和8年度の主なコースは次のとおりです。
- 正社員化コース:有期→正規転換で1人あたり80万円(中小企業・重点支援対象者の場合。40万円×2期。重点支援対象者以外は40万円)
- 賃金規定等改定コース:非正規雇用労働者の基本給の賃金規定等を3%以上増額改定した場合に1人あたり4万〜7万円(中小企業・引上げ率により変動)
- 短時間労働者労働時間延長支援コース:いわゆる「年収の壁」対応として、短時間労働者の労働時間延長・社会保険適用と処遇改善に取り組む場合に支援
申請前に確認すべきポイント
医療・歯科クリニックが補助金・助成金を申請する際、一般の中小企業と異なる注意点があります。特に医療法人・一般社団法人・個人開業など法人形態によって適用される制度が異なることや、診療報酬との関係(補助金対象経費と診療報酬の重複などの制限)を理解しておくことが重要です。
医療機関特有の注意ポイント
①法人形態の確認:医療法人・個人事業主(個人開業医)・一般社団法人によって適用できる補助金が異なります。デジタル化・AI導入補助金・働き方改革推進支援助成金は多くの場合医療法人・個人開業医ともに対象ですが、補助金ごとに確認が必要です。
②医療情報化支援基金の対象・受付状況の確認:支援メニューごとに対象(病院のみの支援もあります)・補助内容・受付期間が異なります。申請前に医療機関等向け総合ポータルサイトで最新の受付状況を必ず確認してください。
③GビズIDの取得:デジタル化・AI導入補助金・省力化投資補助金の申請にはGビズIDプライムが必要です。医療法人の場合、法人代表者名でのGビズID取得が必要なため、早めに準備を進めましょう。
④診療報酬との重複経費に注意:診療報酬(技術料・加算)で補填されている経費は補助金の対象外となる場合があります。特に設備投資については事務局に事前確認を推奨します。
補助金活用の流れ(ステップ)
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経営課題の整理と補助金の選定
「電子カルテを導入・更新したい」「スタッフの残業を減らしたい」「受付自動化で人件費を削減したい」など、優先課題を明確にし、課題に合った補助金を選定します。
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対象制度の詳細確認・窓口への相談
医療情報化支援基金は医療機関等向け総合ポータルサイトで受付状況を確認します。デジタル化・AI導入補助金・省力化投資補助金は各公式サイト、働き方改革推進支援助成金は都道府県労働局 雇用環境・均等部(室)、人材確保等支援助成金・キャリアアップ助成金は労働局またはハローワークへ相談します。
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GビズIDプライムの取得
デジタル化・AI導入補助金・省力化投資補助金の申請に必須。オンライン申請(マイナンバーカード+GビズIDアプリ)なら速やかに発行されますが、書類申請は審査に最大1か月かかるため、公募開始前に取得を完了させましょう。
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ITツール・設備の選定と見積もり取得
デジタル化・AI導入補助金は「IT導入支援事業者」(登録事業者)経由での申請が必要です。対応するシステム会社・ベンダーと相談しながら導入するITツールを決定し、補助対象ツールとして登録されているかを確認します。
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交付決定を受けてから契約・支払い
補助金の採択・交付決定通知が届く前に契約・発注・支払いを行うと全額自己負担になります。必ず「交付決定→契約→支払い」の順序を厳守してください。
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実績報告と補助金の受領
導入・実施完了後に実績報告書と証拠書類(請求書・領収書・写真等)を提出します。審査通過後、補助金が口座に振り込まれます。
よくある質問(FAQ)
医療法人でもデジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)を申請できますか?
医療法人が対象に含まれる場合があります。デジタル化・AI導入補助金は「中小企業・小規模事業者等」を対象としており、従業員数や資本金等の要件を満たせば申請を検討できます。個人開業医についても同様です。申請前に必ず公募要領の対象要件をご確認ください。
電子カルテの導入に使える補助金はありますか?
医療情報化支援基金では、電子カルテ情報の標準化に向けたシステム整備(標準規格準拠対応機能の導入経費)の支援対象は「病院」とされています。診療所・クリニックの場合、電子カルテと連携する予約・受付・会計管理システム等がデジタル化・AI導入補助金の対象となる場合があるため、IT導入支援事業者に確認することをお勧めします。電子カルテ関連の支援メニュー・受付状況は医療機関等向け総合ポータルサイトで最新情報をご確認ください。
歯科クリニックで使える補助金は医科と同じですか?
多くの補助金・助成金は歯科クリニックでも活用できます。医療情報化支援基金のオンライン資格確認・電子処方箋等の支援は保険医療機関を対象としており、歯科の保険医療機関も含まれます。デジタル化・AI導入補助金・省力化投資補助金・働き方改革推進支援助成金・キャリアアップ助成金も医科・歯科の区別なく、要件を満たせば対象です。個別の支援メニューの対象範囲は各制度の公式ページでご確認ください。
働き方改革推進支援助成金の「労働時間短縮・年休促進支援コース」はどのような費用が対象ですか?
主に①外部専門家によるコンサルティング費用、②労務管理用ソフトウェア・機器(勤怠管理システム等)や労働能率の増進に資する設備・機器の導入費用、③就業規則・労使協定等の整備費用、④研修・周知啓発の費用が対象です(原則としてパソコン・タブレット・スマートフォンの導入は対象外)。助成額は、達成した成果目標ごとの上限額と対象経費×補助率3/4(条件により4/5)の低い方で決まります。交付申請で成果目標(36協定の上限設定・年休の計画的付与等)を設定し、交付決定後に取組を実施、成果目標の達成状況に応じて支給申請する仕組みです。
自動精算機の導入は省力化投資補助金の対象になりますか?
中小企業省力化投資補助金(カタログ注文型)は、カタログに登録された省力化製品の中から対象製品を選ぶ方式です(事務局:中小企業基盤整備機構)。自動精算機・セルフレジは登録カテゴリに含まれています。ただし、カタログに掲載されていない製品は対象外となるため、導入したい製品が登録されているかを事前に公式サイトの製品カタログで確認することが必要です。
スタッフが少ない小規模クリニックでも助成金を受けられますか?
従業員(労働者)を雇用していれば、スタッフ1〜2名の小規模クリニックでも業務改善助成金・働き方改革推進支援助成金・キャリアアップ助成金などの申請を検討できます。ただし、労災保険・雇用保険の適用事業所であることなどが多くの助成金の共通要件となっています(従業員を雇用していない一人経営の場合は対象外の制度が多い点に注意)。詳細な要件は各制度の支給要領・窓口でご確認ください。
補助金の申請に際して、院長自身が申請書を書かなければなりませんか?
申請者は事業主(院長または法人理事長)ですが、実際の書類作成は行政書士・社会保険労務士・中小企業診断士などの専門家に依頼することが可能です。雇用関連の助成金(働き方改革推進支援助成金・キャリアアップ助成金等)は社会保険労務士が、補助金(デジタル化・AI導入補助金・省力化投資補助金等)は中小企業診断士やIT導入支援事業者が支援に慣れています。公的支援機関(よろず支援拠点等)の無料相談も活用してください。
複数の補助金・助成金を同時に申請することはできますか?
異なる事業・設備・費用に対して複数の補助金・助成金を活用することは可能です。例えば、デジタル化・AI導入補助金で受付管理システムを導入しながら、同時期に働き方改革推進支援助成金で外部専門家のコンサルティングを受けるといった、対象経費が異なる組み合わせは可能な場合があります。ただし、同一の経費(請求書・領収書)に対して複数の補助金を重複して申請することは原則禁止されています。申請前に各事務局に確認することをお勧めします。
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出典・参考
※本記事に記載の補助率・上限額・支給額はすべて上記公式公表資料に基づきます。活用例は厚生労働省公式リーフレット掲載の内容、試算は公式の助成上限額・補助率からの機械的な算出です。上限額・補助率・要件は公募回・年度により変更される場合があります(本記事の内容は2026年7月時点)。
※本記事の情報は2026年7月時点のものです。補助金の内容・要件は変更される場合があります。申請前に必ず公式ポータルの最新情報をご確認ください。